2014年05月27日 00時00分更新
福岡県の大牟田市動物園から動物を連れてくる「ふれあい出張動物園」が25日、島原市で開かれ、親子連れがリクガメやモルモットとふれあった。両市などが4月に締結した観光交流連携の推進のための活動の一環で、初めて行われた。
2014年05月27日 00時00分更新
2名の医師派遣を伴う島原地域小児医療研究室の開所式が23日、県島原病院で行われ、本県の小児医療の向上を目指して新たな取り組みが始まった。同病院は平成21年6月に小児科の常勤医が不在となったことで入院ができなくなり、平成24年4月からは小児外来も休診となっていた。研究拠点の設置に伴い同病院の小児科診療が先月上旬から再開された。
2014年05月25日 00時00分更新
平成3年6月3日の雲仙普賢岳噴火災害大火砕流から丸23年となるのを前に、消防団員らが犠牲となった島原市の北上木場農業研修所跡周辺で24日、安中地区の住民ら約50人が除草活動を行った。来月3日には遺族らが訪れ、追悼・供養する場であり、住民らが活動を続けている。
2014年05月25日 00時00分更新
五穀豊穣に感謝する秋の宮中行事「新嘗祭」に向け、宮中献穀島原市奉賛会は24日、斎田清払・播種祭の神事を有明町湯江の水田で執り行い、本格的に事業に着手した。同事業は明治25年、全国3府43県知事連署で新嘗祭への献穀の請願がされたのが始まり。以後毎年、全国で新嘗祭に使用する新穀を生産し、毎年10月下旬、宮中で天皇、皇后両陛下に献上している。
2014年05月24日 00時00分更新
雲仙普賢岳噴火災害で生まれた溶岩ドーム「平成新山」(標高1483m)の現状を把握する防災視察登山が22日行われ、九州大学や行政、消防、自衛隊など約80人が参加し、山体の不安定さなどを把握し、崩落の危険性に備え防災のあり方を考えた。
2014年05月24日 00時00分更新
43名が犠牲となった普賢岳噴火災害大火砕流から丸23年となる6月3日を前に、島原市は23日、有明庁舎などで職員の防災研修を実施。講師の瀧本浩一山口大学准教授(48)は「平常時のいま、意識することだ」と、災害発生とその対応をイメージすることの重要性を通じ、職員の危機管理意識を高めた。
2014年05月24日 00時00分更新
兵庫県の神戸市立井吹台中3年生約380人が22日、雲仙普賢岳噴火災害で被災した島原市の垂木台地で植樹体験を行い、イロハモミジなど10種類約130本を植えた。島原半島観光連盟の教育体験プログラム「普賢岳ふもとの植樹体験」で行い、森の再生を通じて復興を学んだ。
2014年05月23日 00時00分更新
普賢岳噴火災害で地域が被災した6月3日の「いのりの日」を前に、島原五小の3年生53人が22日、災害から復興した安中梅林で梅の実の収穫体験を行った。梅林は、地元住民らが取り組んだ「花いっぱい・梅いっぱい・夢いっぱい」運動で、平成10年から10年間で1千本を植栽。児童らが植えた梅の木は立派に育ち、安中梅林が復活した。
2014年05月23日 00時00分更新
島原に息づいてきた能や狂言の伝統と魅力を子どもらに伝え、次世代につなぐ「島原子ども狂言」のワークショップが21日夜、島原市で開講。プロの狂言師の指導のもと、園児から高校生まで28人が稽古を始めた。12回の稽古や学びごとを重ね、10月25日夕方の島原城薪能で発表する。
2014年05月22日 00時00分更新
官製談合の疑いで藤原米幸市長と永門末彦副市長が逮捕された南島原市で21日、改選後初の同市議会臨時会が開かれた。高田征一副市長が市長らの逮捕を受けて謝罪。「行政が停滞しないよう全力を傾注する」と述べた。
2014年05月22日 00時00分更新
南島原市発注の公共工事をめぐり官製談合防止法違反容疑などで同市長の藤原米幸容疑者(67)ら7人が逮捕された事件で、県警は21日、同容疑者らの身柄を長崎地検に送った。県警は慎重に捜査を進めている。
2014年05月21日 00時00分更新
2年前の南島原市発注の公共工事で官製談合があったとして、県警は20日、官製談合防止法違反など容疑で市長の藤原米幸(67)、副市長の永門末彦両容疑者(68)、同市内などの業者ら計7人を逮捕し、発表した。
7人は共謀し、平成24年6月28日執行のポンプ場施設整備工事の指名競争入札で、逮捕された業者に有利な情報を知らせるなどして公正な入札を妨害した疑いがある。【写真=南島原市役所を家宅捜索する捜査員・午後1時すぎ】
2014年05月20日 00時00分更新
本格的な出水期を前に国交省九州地方整備局雲仙復興事務所は19日、土石流等に備えた防災訓練で洪水対応演習を行い、災害発生時の対応を確認するとともに職員の意識を高めた。
2014年05月20日 00時00分更新
雲仙署は、防犯県民運動「犯罪なく3(さん)ば運動」を推進し、官民一体の対策を進めるため、雲仙市愛野町をモデル地区に指定した。19日、指定書交付式があり、まちぐるみで防犯に努めるため、士気を高めた。
2014年05月18日 00時00分更新
島原市の高島観音回向堂で17日、223回忌法要が営まれ、1792年(寛政4年)の島原大変の殉難者を地元住民らが追悼した。高島周辺は当時、島原藩の軍船が係留されていたところ。藩士の多くが犠牲となり、当時の藩主松平忠憑(ただより)が悼み、回向堂を建てさせたという。