2012年01月07日 00時00分更新
「都会の地元出身者が帰郷したついでに買いに来る。土産にまた買っていかれる」という。島原市有明町の堀蒲鉾店の店主、堀正信さん(79)が「豆腐のスボ巻き」を手にそう語るのは「豆腐のかまぼこ」。どうも島原地方がその特産地らしい―。
2012年01月06日 00時00分更新
雲仙市小浜町の富津小を1999年3月に卒業した第52回生13人が『1月2日午後3時』に母校に集い、卒業時に「25歳の自分への手紙」などを入れたタイムカプセルを開封した。卒業から13年後の「1・2・3」に再会を―と約束していた。幹事の田中健二朗さん(25)は「同窓会を機にさらに絆を深めたい」と話す。
2012年01月06日 00時00分更新
7日に東京ドームで開幕する「ふるさと祭り東京2012」に島原市からも3回目の参加をし、市特産品創出事業「こらやっちゃよかばい事業」で優秀賞の「つぶつぶ麦のお味噌汁」などの特産品を販売し、島原半島ジオパークのパンフレットなどを配ってPRする。
2012年01月06日 00時00分更新
島原市出身のクローズ・幸子さん(旧姓・鐘ヶ江)を招いた講演会「クローズ幸子さんの、人生を語る会」が10日午後7時から森岳公民館で開かれる。入場無料。幸子さんは島原高第12回生で、4月に千葉県に開学予定の亀田医療大学の学長に就任することになっている。
2012年01月05日 00時00分更新
島原市一番街の「老舗森島屋」の「ざぼん漬け」の歴史と製造法に迫る。創業は島原大変の翌年の寛政5年(1793年)で、今から220年も前のこと。6代目森川松樹さん、7代目賢二氏に、今なお受け継ぐ秘伝について聞いた。
日露戦争前後に全国勧業博覧会などで栄えある賞を総なめにし、加えて「東宮殿下」などに献上される「賜賞」の栄誉に輝いた「文旦砂糖漬け(ざぼん漬け)発明元祖」、5代目森川三吉を抜きにしては語れないようだ。
2012年01月04日 00時00分更新
島原市立三会中と県立島原農高の中・高教育交流事業が平成19年度から平成23年度で5年を迎えた。三会中1年生44人がニワトリを飼育し、先生がと殺を行い、調理して食すまでを体験し、命の大切さや食のありがたみを実感する。生徒らの取り組みを追った。【写真=2011年6月、生徒らは孵化の瞬間に立ち会った】
2012年01月01日 00時00分更新
市長が新年のあいさつを寄せている。雲仙・普賢岳噴火災害から20年を迎えた昨年、3月11日に発生した東日本大震災被災地への支援などを振り返り、被災者への哀悼の意と市民への感謝をつづっている。
今年5月12〜15日に島原半島で開催される第5回ジオパーク国際ユネスコ会議に向け「半島3市一体となり、市民の皆様と協働で大会を成功させたい」と意気込みを語り、今年も市勢振興計画の実行指針である五つの都市づくりビジョンに沿って様々な事業を実施することにしており、事業構想の一部を紹介しながら新年の抱負の一端を述べている。
2012年01月01日 00時00分更新
2012年は伊能忠敬(1745―1818年)が島原地方を測量して200年となる。日本地図作製を目指して全国測量へ出発して12年目のことだ。その第一歩は寛政12(1800)年で、伊能たちは江戸を出発して蝦夷地へ向かった。それから18年間、3737日をかけたその測量距離は実に4万3000kmともなる。
その中にはもちろん島原地方も含まれている。島原半島の測量は文化9(1812)年11月4日から19日までのことであった。伊能の測量は、単なる全国地図づくりだけでない。島原藩では、それを契機に正確な領内地図・各村図を作製し、治世に大きく役立てている。改めて伊能忠敬の業績の大きさが分かる。来島200年にちなんで、伊能忠敬と島原の関わりを書こう―。
2012年01月01日 00時00分更新
島原市在住の宮崎圭介さんが毎年新年号の写真を飾ってくれている。この写真は雪化粧となった2011年正月の島原城。撮影時のエピソードなどをつづっている。
2011年12月30日 00時00分更新
島原商高が第30回全国高校弓道選抜大会県予選会の女子団体で平成13年以来10年ぶり2度目の優勝に輝き、3月23〜25日に岐阜県である全国選抜大会に挑む。メンバーは2年の塚本真央さんら4人。10月の新人戦で団体初優勝を、福島有梨さんは新人九州大会で個人優勝をしている。
2011年12月30日 00時00分更新
2011年も残すところあと2日。ことしは新燃岳噴火や東日本大震災が襲い、普賢岳噴火災害から20年を迎えた島原市からも次々と恩返しの支援の手が差し伸べられるなど、「災害と復興の1年」だった。【写真=大震災被災地で行われた島原半島3市による炊き出し事業・8月】
2011年12月29日 00時00分更新
雲仙岳警戒区域設定等の調整会議が27日、島原市で開かれ、来年5月の第5回ジオパーク国際ユネスコ会議に向け整備計画中の普賢岳新登山道の供用開始に合わせ、同登山道を含む普賢岳山頂西側約166haの一部警戒区域を解除することを決めた。警戒区域の縮小は5年ぶり。
2011年12月29日 00時00分更新
島原市温泉給湯事業検討委員会(山本由夫委員長)は27日、同事業の経営安定に向け協議した検討結果を報告書にまとめ、事業の収支改善に向けて新エネルギーの活用等を盛り込んだ加熱方式の見直しなど4項目を横田市長に提言した。
2011年12月29日 00時00分更新
来年5月の5回ジオパーク国際ユネスコ会議に向け、清涼飲料水大手のコカ・コーラ(福岡市)がPR用ステッカー1万5000枚を制作し、27日、島原半島ジオパーク推進連絡協議会に贈った。県内の同社自動販売機約1万5000台に貼られる。
2011年12月29日 00時00分更新
25日から島原半島3市を訪れている東日本大震災被災地3県の小中学生や保護者ら約100人と地元の小学生約80人の交流会が28日、開かれた。大震災を経験した児童らは、20年前の雲仙・普賢岳噴火災害の体験談に耳を傾け、島原の復興ぶりを目の当たりにした。