2016年05月27日 00時00分更新
南島原市深江町の福島農園でハウス栽培の桃の収穫が最盛期を迎えている。25年前の雲仙・普賢岳噴火災害の大火砕流で自宅と牛舎を失い、桃栽培に切り替えて再起を図ってきた。
2016年05月26日 00時00分更新
島原市有明町の高野小近くの湯江川上流で、ゲンジボタルの乱舞が見られる=写真・同校提供。高野地区ほたるの里づくり保存会児童らと一緒に飼育し、放流する活動を続けている。12日ごろから飛び始めたそうで、31日ごろまで楽しめる、という。
2016年05月26日 00時00分更新
雲仙・普賢岳噴火で生まれた溶岩ドーム「平成新山」(1483メートル)で17日行われた第21回防災視察登山で、山頂付近に落書きが複数あるのが確認された。何者かが無断で侵入し、書いたとみられる。国の天然記念物であり、文化財保護法などに抵触する可能性がある。平成新山は約1億立方メートルにおよぶ溶岩の塊で、1991年6月3日には崩落により大火砕流が発生し、43人の命を奪った。周辺は災害対策基本法に基づき警戒区域が設定されており、一般の立ち入りが制限されている。
2016年05月26日 00時00分更新
日本地質学会は全国47都道府県の「県の石」を認定し、発表した。本県の「石」には雲仙火山(平成新山)から産出されるデイサイトが選ばれた。地質学の発見や普及を目指して1893年に創立した同学会が2年後の2018年に125周年を迎えることから、記念事業の一環で取り組んだ。
2016年05月25日 00時00分更新
43名が犠牲となった平成3年の「6・3大火砕流」から来月3日で丸25年を迎えるのを前に雲仙岳災害記念館は今月29日午後1時から、シンポジウム「災害を語り継ぐ〜未来に何を伝えるか?」を島原復興アリーナで開催する。これに先立ち同日午前9時30分から、語り部バス「25年目の被災地を巡る」と銘打った関連イベントも行われる。
2016年05月24日 00時00分更新
18歳から30歳までの若手社会人で構成される島原ローターアクトクラブの創立35周年の記念式典が21日夜、島原市で盛大に開催された。地域社会への貢献や国際理解と平和の推進などを目標に掲げて、1981年に発足。
2016年05月24日 00時00分更新
島原市は19日、本年度の自主防災会リーダー研修会を始めた。同市では現在、災害に応じた避難所など防災避難マップの見直し作業を進めており、住民の意見を参考に作成する新たなマップの各世帯配付を早ければ今夏予定している。
2016年05月24日 00時00分更新
熊本地震被災地支援のため、20日まで3日間、島原市内の子育てママらが、パンなどを手づくりして販売し、義援金を募った。その代表、渕上まどかさん(35)は熊本県山都(やまと)町出身で島原市に住む。「現地の子育てママのために自分たちができることを考え、気持ちを届けたい」と取り組んだ。収益金全額は熊本市の保育園に届けられる予定。
2016年05月22日 00時00分更新
雲仙・普賢岳噴火災害からことし25年の節目にあたり、きょう22日放送される「NHKのど自慢」(島原市主催・NHK長崎放送局共催)の予選会が21日行われ、本選に出場する20組が決まった。自慢の歌声やパフォーマンスで復興した郷土を全国に発信する。2010年に市制施行70周年記念事業で開催されて以来6年ぶり。
2016年05月21日 00時00分更新
島原市は20日、熊本地震の被災地、熊本市に対し救援物資を送った。全国からの温かい支援で雲仙・普賢岳噴火災害を乗り越えた島原市民の善意が災害時相互応援協定を結ぶ自治体の避難住民のため役立てられる。
2016年05月20日 00時00分更新
島原に息づく伝統芸能の技や精神、歴史を学ぶ「肥前島原子ども狂言」が18日夜、島原市で開講した。3歳から高校2年生まで男女42人が稽古を始めた。月1回程度、稽古を重ね、10月の第34回島原城薪能で成果を発表する。2004年に始まり、13年目。
2016年05月19日 00時00分更新
雲仙・普賢岳噴火災害大火砕流で43人が犠牲となった6月3日の「いのりの日」を前に、島原、南島原両市の12校の小学生らがキャンドルづくりを行っている。手づくりのロウソクは同日夜の「いのりの灯(ともしび)」で点火され、鎮魂のあかりとなる。いのりの灯は、噴火災害を知らない世代に継承の意を込めて雲仙岳災害記念館が実施し、ことしで10回目。
2016年05月19日 00時00分更新
世界ジオパークを目指すイラン・ゲシュム島から自由特区庁の関係者らが18日来島し、島原半島ユネスコ世界ジオパークの運営体制などを学んだ。ゲシュム島はペルシャ湾のホルムズ海峡に浮かぶ島。標高約1300メートル、面積約1295平方キロメートルで、人口は約10万人。
2016年05月18日 00時00分更新
雲仙・普賢岳噴火災害大火砕流の発生から25年を迎えるのを前に、噴火活動でうまれた溶岩ドーム「平成新山」(1483メートル)の現状を把握する防災視察登山が17日行われ、九州大学や行政、消防などから52人が参加し、不安定な山体や状態を調べ、防災意識を高めた。
2016年05月18日 00時00分更新
公益財団法人「雲仙岳災害記念財団」の本年度第1回通常理事会が16日、島原市で開かれた。4月14日から発生した熊本地震の影響で翌15日から今月9日までの団体予約のキャンセルは79件で約4800人に上ったことなどが報告された。