2015年11月14日 00時00分更新
雲仙・普賢岳が198年ぶりに噴火した平成2年11月から今月17日で丸25年を迎える。雲仙岳災害記念館で今月22日、清水洋九州大学教授と小林哲夫鹿児島大学名誉教授の両氏による講演会が開催される。タイトルは「噴火から二五年」。九大地震火山観測センター長として地元で雲仙火山の観測を続ける清水教授は「普賢岳の噴火予知と各地で起きる火山活動について」、最近活発に活動している桜島や口永良部島を第一線で研究する小林名誉教授は「口永良部島の2014・2015年噴火について」のテーマで講演する。
2015年11月13日 00時00分更新
多発する高齢者の交通死亡事故を防ごうと、11日夕方、島原半島3市で一斉に65歳以上の高齢者宅訪問活動が行われた。うち島原市では約50人が参加し、白山地区の国道251号沿いの約100世帯を訪れ、「自宅そばの身近な道路が危険。青色信号で横断歩道を渡って」などと呼びかけた。
2015年11月13日 00時00分更新
九州大学の太田一也名誉教授(80)=島原市=が11日、雲仙市で「雲仙岳 火山の『脅威と恵み』」と題して講演を行い、「他にはない資源を学んで、付加価値を見出して活かすことを考えよう」などと呼びかけた。雲仙・普賢岳噴火災害から今月で25年を迎えるなか、「ホームドクター」として火山観測にのぞんだ当時を振り返りながら、火山の恵みである温泉などを活用することを提案した。
2015年11月12日 00時00分更新
大規模地震等による雲仙・普賢岳溶岩ドーム(平成新山)の崩壊に備え、国交省九州地方整備局雲仙復興事務所は11日、地元自治体や消防、警察などと合同防災訓練を島原市で実施し、防災関係機関と情報の共有と連携の強化を図った。
2015年11月11日 00時00分更新
島原市の観光シンボル「島原城」で10日、陸上自衛隊が石垣清掃を始めた。あす12日まで3日間の予定で除草作業を実施する。昭和52年から隊員の訓練を兼ねて実施されており、今回で39回目。陸上自衛隊第16普通科連隊第1中隊の隊員約130人が参加している。
2015年11月11日 00時00分更新
島原市は10日、地震とそれに伴う火災の発生を想定した避難訓練を市役所本庁舎で行い、消防との連携のもと一連の対応を確認し検証、あわせて職員の防災意識の高揚を図った。
2015年11月10日 00時00分更新
雲仙・普賢岳が198年ぶりに噴火した11月17日を「島原防災の日」と定める島原市は8日、有明地区住民を対象に大規模地震に特化した初の避難訓練を実施し、関係機関を含め住民ら約900人が参加した。併せて市災害対策本部員も不測の事態に対応する訓練を実施するなど、幹部職員の危機管理能力も高めた。
2015年11月10日 00時00分更新
「秋季火災予防運動」初日の9日、島原地域広域市町村圏組合消防本部は島原市のアーケード街で啓発パレードを実施。ミス島原の酒井桜子さん(25)を「一日消防署長」に委嘱し、3幼稚園・保育園の園児ら約110人が防火啓発パレードを行い、道行く人に「火の用心」を呼びかけた。
2015年11月08日 00時00分更新
島原市立有明中3年の前田聖直(せな)君(15)=有明剣道振興会所属=と平田莉子さん(14)が、それぞれ剣道と陸上の全国大会で3位入賞を果たした。前田君は、全国道場少年剣道選手権大会(10月11日・栃木県)に初めて挑んだ。平田さんは第46回ジュニアオリンピック陸上競技大会(10月23〜25日・神奈川県)で、3年連続出場で初の3位入賞を果たした。
2015年11月08日 00時00分更新
薬草を使った地域振興に向け、第4回全国薬草シンポジウム2015in島原が7日、島原市で開かれた。崇城大学特任教授で薬学博士(薬学・漢方医学専門)の村上光太郎氏は基調講演で「ミネラルが豊富な里山を身近につくること」を提唱。薬草の活用に取り組む各地域が様々な情報を持ち寄り、薬草のさらなる可能性などについて考えた。
2015年11月07日 00時00分更新
地域における教育行政全般を担う県下21市町の教育委員会関係者が一堂に会し、本年度「県市町村教育委員会研究大会」が6日、島原市で開かれた。「教育行政の活性化をめざして」をテーマに研究を深め、関係者がこれからの教育行政のあり方について考えた。
2015年11月06日 00時00分更新
若手ピアニストの育成を目指す全国規模の「音の夢ピアノコンクール」本選が10月25日まで3日間、佐賀県で行われ、島原市立三会小6年の林田響君が自由曲コース小学5・6年部門で1位となり、準グランプリに輝き、一般観覧者らの審査で選ぶ聴衆賞も獲得した。また、雲仙市立神代小3年の内田咲桜子さんも同コース小学3・4年部門で1位と聴衆賞を得た。2人とも島原市の野澤音楽教室で技術と表現力を磨く。
2015年11月05日 00時00分更新
島原藩主松平家のルーツ、愛知県幸田町への友好親善訪問の旅が10月31日〜11月1日の1泊2日の日程で行われた。参加した島原市民が訪問した先々で幸田町民の熱烈な歓迎を受け、歴史の糸が紡いだ新たな交流がスタート。今回の訪問を受けた大須賀一誠幸田町長は来年、島原市を訪れたいとの意向も示した。
2015年11月03日 00時00分更新
雲仙市の柴崎建設がこのほど島原市の工事現場事務所でバックホウ(掘削機械)などの試乗体験を実施し、同市の安徳保育園の4〜6歳児26人が楽しんだ。重機の試乗体験は2011年11月に初回を実施して以来、4回目で、10、20年後の土木事業の人手不足の解消や担い手育成の一助に―と、同市安中地区の園児らを招いている。
2015年11月03日 00時00分更新
平成27年秋の褒章(3日付発令)が発表された。本県の受章者は9人で、ほかに本籍が本県の受章者が2人。島原半島からは南島原市の農業、山中康義氏(64)が業務精励(農業)により黄綬褒章に輝いた。褒章には紅綬、緑綬、黄綬、紫綬、藍綬の5種別があり、黄綬褒章は業務に精励し衆民の模範である者におくられる。山中氏は今回、本県最年少受章者。